メディア情報システム研究室(福水研究室)では、安全で安心な社会づくりに貢献することを目指して、機械学習をはじめとする先進的で知的な情報処理システムとマルチメディア技術に基づいた信号処理システムの研究を行っています。

鑑定解析

画像鑑定による犯人と被疑者の異動識別や、画像計測による被写体の大きさ推定、画像解析による被写体の形状分析など行っています。

安全安心応用

防犯カメラや見守りカメラに応用するための骨格推定や、姿勢推定、行動識別、歩容認識などの技術を研究しています。

自動運転応用

深層学習技術に基づいた車両周辺の空間再構築や、交通環境の認識、道路状況の検出などの技術を研究しています。

医療援用

機械学習技術や信号処理技術に基づいて、循環器系疾病の予兆検出やレントゲン画像の病変部位の検出など診断援用技術について研究しています。

仮想現実応用

現実世界と、メタバース(仮想世界)をつなぐ技術を研究しています。また、新しい二次元コードに関する技術を開発しています。

本研究室で実施している研究プロジェクトの詳細については、研究内容をご覧ください。

Associate Professor, Yohei Fukumizu, Ph.D.

2007年3月、神戸大学自然科学研究科博士課程後期課程修了。博士(工学)。東京工業大学ソリューション研究員を経て、2008年より立命館大学理工学部助教、2013年より現職。機械学習を含む信号処理や画像処理に興味を持つ。IEEE、電子情報通信学会、電気学会、画像電子学会、映像情報学会、信号処理学会、日本法科学技術学会各会員。日本画像認識協会知的見守りカメラ技術研究専門委員会委員長。

About Principal Investigator

News & Information

  • 朝日新聞(北九州アパート全焼)
    福水准教授が朝日新聞朝刊の記事「6人死亡火災、殺人で起訴 北九州のアパート全焼 容疑者否認」(2024年10月18日)において、画像鑑定の取材に応じました。
  • 朝日新聞デジタル(解析技術のいま)
    福水准教授が朝日新聞デジタルの記事「防カメ映像、本当に容疑者?専門家に聞く、解析技術のいま」(2024年10月17日)において、画像鑑定の取材に応じました。
  • 朝日新聞デジタル(高級腕時計トラブル)
    福水准教授が朝日新聞デジタルの連載記事「バイヤーたちの暗転 高級時計買い付け『キーマン』を追え」(2024年8月19日~2024年8月23日)の第4回記事「別人の可能性3万分の1、姿くらますキーマン バイヤーは香港警察へ […]
  • 低回生対象の研究室体験について(2024年度)
    メディア情報システム研究室では、今年度も低回生の研究室体験制度に基づき対象学生を受け入れます。 内容 以下のようなAI画像認識処理 の基礎を体験します。詳しくは面談のうえ定めます。 画像処理や機械学習の基礎を学ぶと、カメ […]
  • NCSP 2024にて発表
    アメリカ合衆国ハワイ州で行われたNCSP 2024(2024 RISP International Workshop on Non-linear Circuits and Signal Processing)にて、M2三 […]